引き続き、呉編。今回は「軍港クルージング」について紹介します。
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呉湾艦船めぐり
概要
海上自衛隊呉基地(広島県呉市)は、かつて「東洋一の軍港」と謳われた、神奈川県横須賀市の横須賀港と並ぶ、海上自衛隊の主要基地です。
呉艦船めぐりで観られる艦船は実に多彩。海上自衛隊の潜水艦や護衛艦など盛りだくさん。大迫力の艦船を間近に眺めながらのクルージングは呉ならではの魅力です。
停泊中の護衛艦や潜水艦を間近に見られるチャンスも!所要時間は約35分。海上自衛隊自衛官OBによる案内を聞きながら、迫力の軍港クルージングをお楽しみください。
出典:https://bunker-supply.com/blog/kansen/
私が呉を訪れた一番の理由がこれになります。遊覧船などはたまに乗りますが、軍港クルージングは初めての体験でわくわくします。
この日は以下の船が入港しているようでした。
- 護衛艦 いなずま
- 護衛艦 とね
- 掃海母艦 ぶんご
- 輸送艦 しもきた
- 補給艦 とわだ
- 訓練支援艦 てんりゅう
- 音響測定艦 あき
- 油槽船 1号
- 油槽船 2号
- たいげい潜水艦はくげい
- そうりゅう型潜水艦
- おやしお型潜水艦
- おやしお一番艦
- 護衛艦うみぎり
クルージング開始
まず初めに目にするのが、現在建造中のコンテナ船「MAERSK(マースク)」。全長225mもあり、近くで見るとさらに迫力が増します。
流されていかないよう、紐のようなものでしっかりと固定されていますね。
なんと、その奥でもう1隻建造中でした。手前には船の部品を運ぶタグボートが。こうやって海上で船を組み立てているのですね。
このパーツごとに分けて組み立てる方式を「ブロック建造方式」というらしいです。
停泊中の護衛艦
お次は入船している護衛艦のエリアになります。この距離から護衛艦を見ることは中々ないので、とても貴重な体験でした。
潜水艦
潜水艦が並んでいます。ほかの船には番号などが振られていますが、これらの潜水艦にはそれが見当たりません。
隠密性が命の潜水艦にとって、どの艦がどこにいるか分かりにくくするため、型番号や艦名は消されるそうです。
油船登場
目の前から油船がやってきました。奥に見える訓練支援艦 てんりゅうへ補給に向かう途中のようです。すれ違う際に手を振ったのですが、乗組員さんから手に持ったホースで振り返していただきました。こういうのいいですね…。
”大和のふるさと”
こちらの建物は、戦艦大和が建造された当時のドック「旧呉海軍工廠造船部造船船渠」です。現在は現在ジャパンマリンユナイテッド株式会社の敷地となり、建物内では作業が行われています。
ちょっと一息
クルージングから戻ってきました。案内所の隣にはショップがあり、グッズや地元食材、地酒が並んでいました。そして、ここでは日本酒の飲み比べができるそうなので、さっそく注文してみました。
選んだのはこちらの三種
- 純米原酒 同期の桜
- 大吟醸 幻
- 純米吟醸 誠鏡
「同期の桜」がフルーティーな味わいで個人的に好きでした。
(買って帰りたかったのですが、途中でビンを割ってしまった過去があり、怖くて断念)
小腹がすいたので、軽食を入手。アメリカンドッグも潜水艦をモチーフにしたものでとてもかわいいですね。
軍港カレーを食べてみたかったのですが、すでに売り切れてしまったようでした。次に来たときは絶対にリベンジします…!